ONE day

ある日のお話。

出さないファンレター

本日をもってアイドルをやめるあなたへ

 

ファンレターを出そうと思いましたが、面識のない方へ手紙を書くというのもあまりに難しいものですね。

あまりに自分語りになりますので出すことを断念しました。

それでも今のこの気持ちと、感謝と。綴らずにはいられないと、ここで昇華してもらおうと思います。

 

 

 

関ジャニ∞

渋谷すばる

 

突然ですが、わたしはずっと、音楽が嫌いでした。

家庭の環境もあるかと思います。

一言で言えばしがない音楽一家の出身です。

 

名前を出せば知らない人はいないような音楽家と仕事をしたりする父

講師の資格を持ち、昔はちっぽけな奏者としても仕事をしていた母

 

物心着く前から音楽は強制させられるもので、楽しむものではありませんでした。

当時はピアノでしたが、ギターやベースも未だに親父の前で弾けないです。

唯一楽しかったのはやれば褒められる音楽の授業だけ

流行りの音楽すら知らない小学生でした。

 

 

ジャニーズに興味を持ったきっかけは、実はエイトではありませんでした。

昔、流行りましたよね。ごくせん。

周りでKATーTUNが好きでない子はいませんでした。さすがに中学生ともなれば周りについて行こうと必死でした。

 

その中で、わたしがKATーTUNより興味を持ったのが、関ジャニ∞でした。

 

当時から、ジャニーズでありながら、かっこいいキラキラソングよりも夢や希望や仲間を歌い続けてきていましたね。

当時から、「関ジャニすきなんだ!誰が好きなの???」の問いには、「誰が好きでもないよ、曲が好き」と答えていました。

Heavenly Psychoや無限大、DREAMIN' BLOOD、旅人なんかは、昔からネガティブなわたしにいつも力をくれていた曲です。

 

机に書いたHeavenly Psychoの落書きで、一生モノの親友ができたり。

教室で友達と、ONEやオニギシを耳コピギターしてみたり。

 

ギターを始めたのも、そもそもはエイトきっかけです。

同じeighterだった子に誘われ、同じ高校でバンドを組んだのは人生の分岐点でした

 

その学校は高校軽音楽にして、ライブハウスにも出させてくれたり、対バンなんかしたりもして

自分の意思で、

自分でつくりあげる音楽が最高にたのしかったです。

 

だから、エイトから離れるんですが。

 

 

 

 

私がしっかりとエイトを追っていたのはFIGHTまでです。

 

かっこいいバンドを沢山知り、音楽の専門学校へ行くとジャニーズが好きなんてことは何となく恥ずかしいことになりました。

 

エイトはテレビに出ていれば見る存在。

震災や就活などでテレビアレルギーになってたわたしには、なかなか見ることのない存在になっていきました。

 

 

 

 

 

もう一度気になりだしたのは去年のJAMコンです。

きっかけはグッズがとにかく可愛かったから。

そんな理由!?っていう

 

 

気になった時には既に東京公演の当日。

どうしてもライブに入りたかったですが、もちろん入れません。

 

帰りに借りたアルバム。

JAMで衝撃を受けました。

 

アイドルを推すなんてちょっと恥ずかしい

関ジャニ∞はそんなことを言えない大きさになっていました。

 

 

曲のかっこよさや、インストの技術はもとより。

なによりおどろいたのが、すばるくんの声です。

 

むかしむかし、私が聞いていた頃のすばるくんは心の内を叫ぶような、とにかくつよい意志を持った声だった。

 

すばるくん。

歌い方、とってもとっても、優しくなりましたね。

強い意志はそのまま、とっても優しくなった背景にはなにがあったのか、それを一緒にeighterとして追うことが出来なかったことは今でも本当に後悔しています。

 

 

 

 

次のライブこそ。

ちょうど1年前、年末にFCに入り直しました。

そのときはまさか、次のライブにすばるくんが出なくなるなんて笑

 

2018年の4月はきっと、一生忘れることはないでしょう。

 

 

数日前からまことしやかに出ていた週刊誌の記事

目にも気にも止めてなかったけど

 

14日の大倉くんと高橋くんでは、電話相談の内容と声を詰まらせながら喋る大倉くんにいきなり不安になり

 

15日の9時半、メールに心臓が止まる想いをし

 

11時、繋がらないWebに動悸しながら

Twitterで真実を知り

血が下がっていくとはこういうことかと思いました。

 

 

 

しっかし、

渋谷すばるさん。あなたはかっこいいよ。

 

直後泣きながら思ったことですが、そのあと7月を経ても、6人のライブを見ても、

退所の今日を迎えたところで、その思いは変わりません。

 

 

名実ともにトップアイドル

このままいけば将来は確約されてて

37歳のおっさんが、それでも休業ではなく、退路を断ってまで夢を追う

 

 

すばるくんのその決断は

わたしがこの先の人生迷った時に

間違いなく力をくれることだと思います。

 

 

 

 

さて、すばるくん。

 

わたしは、あなたの、あなたたちのおかげで今があります。

音楽が好きになって、いまでは音楽に生かされてると言っても過言ではないほど、音楽にズブズブです。

関ジャニ∞がいなければそのまま軽音部のない学校に行って、普通の大学になんの夢もなく通って。

現職だって、それが無ければ就いていなかった。

 

すばるくん。

あと1時間弱であたらしい道が拓けますね。

 

どこでなにをするのか、わたしはわかりません。

入ってくる情報以外のものを追うつもりもありません。

 

 

 

2つだけお願いです。

 

1つ あなたを生きてください。

寿命まで死なないでください。

あぶないことはしないでね。

 

 

2つ できれば、できれば。

音楽を学びに行くなら、わたしたちにまた、すばるくんの音楽をきかせてください。

5年でも10年でも、いつまでも待ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とか言うけどな!!!!

ほんとはすごくすごく嫌だよ!!!!

 

夏からすばるくんの新しい姿入ってこないけどな。

それでもあと1時間もしたらすばるくんがエイトにいた事がタブーになるのかと思うと

そんな2019年はいらないとさえ思うんだよ!!!!!!

 

 

 

 

それでもわたしは関ジャニ∞が大好きだから

 

私が好きなのはだれでもなく、関ジャニ∞というアーティストであり、アイドルグループだから。

 

すばるくんが先陣切ってここまで大きくしてきた関ジャニ∞がどこまで大きくなっていくのか、

ここからは目を離さずに、しかと見届けようかと思います。

 

 

 

とはいえ、わたしはいつかの8/5に東京ドームで8人の伝説を見てきているので。

 

あの強引さで、また奇跡が起きることを、すみっこでちょぴっとだけ、期待させててくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

どこにいてても、うたっててな!!!

 

 

8→1

6+1=∞